新資本論

ツイッターを見ていたら、労働者は豚であり家畜だみたいなツイートがあった。大勢の人がナニクソ!と噛み付いていたが、これは事実である。

少数の資本家を肥え太らせるために、多数の労働者が生きていくだけの賃金しか与えられずそこで生み出した剰余価値を資本家に掠め取られている。

マルクスだ。

世の中の原理原則社会の基本中の基本の仕組みだ。

それすら理解していないからあの発言に噛み付いたのだろう。

マルクス共産主義を掲げ資本家をなくしすべてを労働者にしようとした。
それらの仕組みを導入した国々は結果失敗に終わった。

では逆に全員資本家にしてみたらどうだろうか。

資本家とは基本的にインカムゲイン、配当で飯を食っていける人間だ。

日本株式の配当の平均は5%と言われている。
1億あれば税金など考慮しなければ単純に500万。

これだけあれば食っていけるだろう。
裕福とはいえないが4人家族でも食っていけるだけはある。

ならば一人2500万だ。

一人2500万、4人家族で1億のインカムゲインで働かずに食っていける。

そう、一人出産するごとに2500万円の給付金を出し続ければいずれ世の中は資本家しかいなくなる。

すべての国民が平等にインカムゲインだけで働かずして食っていけるのだ。

セーフティネットでもあり、ベーシックインカムに通じるものもある。

まぁ問題は労働者が減少しインフレになることだろうか。

しかし共産主義で学んだように人間は欲深いものだ。
その欲は際限がない。

もっと金が欲しくて働く人間も大勢出るだろう。

しかし賃金は大幅に高くし、労働環境もよくせねば人はだれも職に見向きもしなくなるだろう。

労働環境改善と賃金上昇をもたらし、最高の効率化と労働時間減少も起こるだろう。

これこそ真の共産主義になりえるのではないか。

そんな世界こそ人々が皆平等に幸福を享受できる世界になるのではないか。